講 師:齋藤 正臣さん サイトウ洋食店オーナーシェフ
日 時:2015年3月14日(土) 12:30 ~ 14:30
場 所:サイトウ洋食店(福島市栄町9−5 清水ビル)
参加費:2000円(コース料理付)
定員:25名

 

<講演内容>
多くの福島市民に親しまれている「サイトウ洋食店」。「地域に愛される洋食店」をテーマとし、オーナーの齋藤さんが震災以前に地元福島市に創業。添加物を使用せず、加工品も手作りのものを使い、美味しくて安全なものを提供されていました。しかし震災後、放射能問題を抱える福島において「食」に携わっていてよいのか斉藤さんは考え込んでしまいました。そして震災から2、3年が経過。福島で活動を続ける中で福島の生産者のお話を聞く機会が増え、その方々との出会いが、震災後に福島で「食」に携わることへの考え方を変えられたそうです。震災前、震災後、そしてこれからの福島で「食」に携わるということについて、ご自身の経験を交えながらお話をいただきます。

 

講師プロフィール:齋藤 正臣(さいとう まさおみ)さん
1975年福島市生まれ。福島県立福島高等学校卒業。株式会社サッポロ・ホテルエンタプライズ入社、THE WESTIN TOKYO(恵比寿)勤務。ホテルマンとして10年のキャリアを積んだ後、飲食業に転向。調理師として修行を重ねて2010年2月に地元福島市にサイトウ洋食店を独立開業。1年後の東日本大震災の際、同業の仲間と実施した炊き出し活動をきっかけにNPO法人福島ライフエイドを設立。主に食をテーマにした復興支援活動を継続的に実施。