~ひまわり栽培の振り返り・作物の状況~

今年は暑い日が多く、また残暑続きで夏の疲れが溜まっていると思いますので、くれぐれもお体には御自愛ください。

さて、ひまわり栽培ですが、皆さんのひまわり畑はどんな状況でしょうか。福島では乾燥が終わった所です。油にするまでもうひと頑張りです。

ひまわり栽培を振り返って

今回のひまわり栽培で気付いたことですが、千秋会の皆さんの区画が一番生長し、早く大きくなっていたことです。生長の初期段階で除草作業を丁寧にされていました。そのことによって他の区画よりも実りが良くなったと思いました。また、ネキリムシが大量発生して初期段階で全体の半分ほどが茎を倒されていました。これについては、冬季の寒起こしをしていなかったことが、考えられました。鳥対策も後手にまわり、終盤のグンバイムシの大量発生にも対策がとれていませんでした。鳥対策のキラキラテープは風が無いと効果を発揮しない為、釣り糸も活用し、グンバイムシには米酢と唐辛子とニンニクを1ヶ月以上熟成させたものを薄めて散布する事を来年は行っていきたいと思います。

作物の状況について

今、日本の食料自給率は38%となっており、様々な変化によって食料や肥料、飼料の輸入が途絶えれば、ひどい状況になりかねません。種についても同じことが言えます。ホームセンターに行って種の袋を見て下さい。ほとんどが海外で作られています。最近では種ができない野菜が出回りはじめています。自家採取さえできない状況が目の前に来ています。登録品種以外は自家採取し、子供たちに残していく必要があると思います。知ることからはじめ、できる事から始めましょう。

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