2021年8月 代表メッセージ

猛暑が続く。35℃を超える猛暑日、涼しいクーラーの部屋での巣ごもりが一番の贅沢。緊急事態宣言下で開催されている東京オリンピック、連日の感染拡大のニュース、メダル獲得ラッシュ、暑い夏の甲子園、オリンピック後は、衆議院解散、総裁選、人の移動が活発なはずのこの時期に、巣ごもりでのオリンピック観戦、デルタ株のまん延から全国での越境した移動の自粛要請は強化されている。お盆での里帰りラッシュも見られない?

ワクチン接種は、高齢者への接種が順調に進み、高齢者以下の人を対象にワクチン接種が始まると思っているとワクチンがない?若い世代への感染拡大が不安をあおる。

福島市のわらじまつりも中止、ZOOMを使った「オンラインわらじまつり」、祭の様子はYouTube Liveでの配信による開催となるという。夏祭りの醍醐味は、賑やかな人の熱気を感じての参加にあると思う。直接の関わりが祭を盛り上げるはずが、演出された画面を眺めるだけの観客となる。

人の賑わいを創出するための政策、人の安全を確保するための政策、進めようとする政策と動きを止める政策、国の判断で日本中が翻弄されている。真逆な状況への演出が行われる。椅子取りゲームと言うゲームを思い出す。参加者より1つ少ない椅子を並べた周りを参加者が歩き、鬼が突然「止まれ」と叫ぶ、椅子に一斉に座ろうとする、1人は必ずはみ出してしまう。繰り返すうちに、最後は1人となってしまう。いつの間にか追い込まれていくと周りの仲間が敵のように思えてくる。今の政府の政治判断と重なってくる。ゲームの行方に不安が広がる。

8月になると広島・長崎の原爆の日、そして終戦記念日を迎える。戦争への記憶を呼び起こし、戦没者への供養を国民の行事としてきた。それがコロナですべて中止され、お盆のお墓参りも自粛要請。人間関係は、顔を見て言葉を交わさない急速に疎遠となっていく。行政が出す自粛要請は、実質の行政命令であり、まん延防止等重点措置の中では行政罰も可能となっている。身近な生活の中に政治の影が深く忍びよる。