「神が与え給うた日本民族の使命」

講 師 藤森 三千雄先生

ヘブライ語研究者

日 時 2018年7月28日(土)13:30 ~ 15:00

場 所 まちなか夢工房2階

参加費 500円

<講演内容>

今回、皆さまにお話する内容は、私がヘブライ語を勉強するに至った、私の人生と繋がりますが、終戦を迎えた若者(講師)が、戦争中の教育と終戦後にきく情報のあまりの乖離に呆然とした体験から、戦中ダメと言われた事柄や思想に触れた中にキリスト教があり、徹底して言語で読みたくなり続けた。それがヘブライ語との出会いです。その内容は、「日本書紀」の冒頭よく重なります。日本では「聖書」と訳されますが、外国ではテスタメント「神の証しの書」となっています。この証しの書と重なる「日本書紀」の冒頭を皆さまにお話し、古くからの書を通し日本民族に与えられた神の使命とは何かを「神の証しの書」を引用しお話いたします。

<講師プロフィール>:藤森 三千雄(ふじもり みちお)先生

1930年(昭和5年)89歳。島根県に生まれる。この年は満州事変の始まった年で、日本は戦争が続いていた。学校で勉強ができたのは4年生まで。その後は学徒動員が続く。義勇軍に入り幹部生時終戦を迎える。これまでとは真逆の世相に生きる指針を亡くし、禁じられていた主義や思想に積極的に触れ、キリスト教に出会うが、原書で読みたくなりヘブライ語と出会う。その後、熱心でなかったヘブライ語研究も、阪神淡路大震災に遭い、頸椎損傷で全く動けない状況の中、このまま私は死を迎えるかもしれないと感じ「神よ私を3年生かしてください。再度ヘブライ語の研究と神の証しの言葉で人の役に立たせてください」と祈っていると「その奥の路地に入れ」という声を聴いた人に助けられる。このとき神に出会う体験から、再度ヘブライ語の研究に入る。「日本書紀」や「古事記」なども研究。現在は、神の言葉に従い、農業に触れ、いそしみ神戸市のポートアイランドで「ヘブライ語」を伝える活動を続ける。